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月刊「企業診断」(同友館)3月号の特集記事を執筆しました。
今回の特集は、企画段階から関わっています。特集タイトルは、「たかが研修、されど研修 〜研修する側・受ける側・それぞれのホンネ〜」です。今回の特集の企画を中の総論部分「企業研修のいまとこれから」、座談会「研修を成功させる方法」を執筆しました。
私が今回この特集を企画したのは、不況期の今こそ「意義のある」企業研修が求められていると思ったからです。
企業にとって、いつの時代でも人材育成は非常に重要な課題です。そのため、多くの企業で、人材育成の1つの手段として研修を実施しています。
一方で、研修を実施しても短期的な効果が見えづらいなどの理由で、不況期には研修に対する予算が一番先に削られる場合も少なくありません。また、そもそも研修自体の効果に疑問を持つ経営者もいらっしゃいます。 しかし、私は研修という手段自体は、企業の経営活動に必要不可欠なものであると考えています。ただし、目的を明確に定め、適切に運営しなければ、単なる時間と費用の無駄に終わってしまうのも事実です。
今回の特集は、研修を有意義なものにするためには何が必要なのか、またその中で中小企業診断士に求められる役割は何か、ということをテーマにしています。自社で研修を実施する立場にある経営者・管理者の方や、講師の立場で研修に関わる中小企業診断士にとって、何らかのヒントになると思いますので、是非ご一読頂ければ幸いです。
代表 樋野 昌法
(月刊「企業診断」(同友館)3月号)
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